花材:ユキヤナギ/ガーベラ/カーネーション/モンステラ
主枝:任意:ユキヤナギ
副枝:主枝と同寸から2/3:ユキヤナギ
客枝:主枝と同寸から1/2:ユキヤナギ
正面性と多面性の2つがあり、今回のは正面性です。
正面性と多面性の違いは、正面性が副枝と客枝の長さが規定されていることに対し、多面性はすべての役枝の長さが任意である。というところです。
ユキヤナギの曲線を利用し、中間枝のガーベラ/カーネーション/モンステラに変化をつけて生けてみました。

ユキヤナギは柳ではない
当然ながら漢字で書けば「雪柳」です。
名前の由来は、枝垂れような枝ぶりが柳に似ていて、その枝に雪のように真っ白な小花がびっしりと咲く姿が雪を連想させることから名前がつきました。バラ科の落葉低木樹です。
名前から冬の花と思われがちですが、桜やチューリップとともに春の訪れを告げてくれる花の1つとなっています。
別名で「小米花」(コゴメバナ)。中国名は「噴雪花」。
雪のような花とみる表現する人もいれば、お米のような小さな花と表す人もいるんですね。
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