花材: 連翹(れんぎょう)/ユリ/トルコキキョウ/ドラセナ
役枝 | 長さ | 花材 |
---|---|---|
主枝 | 任意 | 連翹 |
副枝 | 主枝と同寸から2/3 | 連翹 |
客枝 | 主枝と同寸から1/2 | 連翹 |
連翹というと黄色い花の咲く春先のイメージが強いですが、今回は緑の枝物として使いました。ユリと併せて初夏のイメージですね。
つぼみのトルコキキョウは取り扱い注意
この写真のトルコキキョウはつぼみは一つしかありません。でも最初はあと2つつぼみがありました。
生けている過程で、回転させたり、左右に揺らしたり、治まりの良い角度方向を探すのですが、そこでつぼみをつけている茎がぱっきり折れてしまいました。
花が咲く前の茎が成長しきっていないけれど、つぼみがそこそこ成長して重量がある。なんて状態の場合、茎がGのような衝撃に耐えられないのですね。固くて脆いという表現がしっくりくるのでしょうか。水揚げが悪くしおしおの状態なら大丈夫なのですが、水揚げがしっかりできていて生き生きしているつぼみは簡単にぱっきり折れてしまいます。かといって水揚げが悪ければそもそもきれいに生けることができません。本当、このタイミングのつぼみの付いたトルコキキョウは取り扱いが難しいです。
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